分離発注でマイホーム
〜エコ住宅・省エネ住宅〜

エコ投資回収状況

　我が家の省エネ設備である太陽光発電、風力発電、オール電化、中水利用システムは、相当な初期費用が掛かっています。その分これらの設備を導入しなかった場合と比べて毎月の水道光熱費が安くなり、いつかは元が取れることになります。 間違えなく地球環境には良いことをしているのですが、途中で機器が壊れたり、期待された性能が出なくなったりした場合は、「やらなかったほうが良かった」ということになってしまいます。太陽光発電にしろ、オール電化機器（エコキュート、IHクッキングヒーター）にしろ市場に出回ってから日が浅い設備なので、実際の耐用年数が不明確です。そのような状況の中で先行投資をするのはリスクが高く、多くの人が導入を躊躇する要因のひとつでしょう。

これからどれくらい続けられるかわかりませんが、設備に追加で費用がかかった場合は投資金額にプラスし、毎月の効果から回収金額を推計して、あとどれ位で投資が回収できるかを追っかけていきたいと思います。なお、太陽光発電については、毎月の発電量が明確なため、ある程度正確な効果を算出できますが、その他の設備については明確に効果を出すことができないので、 強引な推計によって効果とさせていただきます。

〓効果の推計方法〓

・太陽光発電（連系） 4.8Kw
発電量×26円
2008年1月より電気料金契約変更に伴い単価を27円に変更。
2009年1月より電気料金値上げに伴い単価を29円に変更
2009年11月より新たな余剰電力買取制度がスタートし、売電単価が48円になるため、発電量×29円に当該月の売電量に19円をかけた金額をプラスします。
・風力+太陽光（独立） 400w+150w
リビング電灯（32W）に使っており、よほど曇りの日が続かない限りは商用電源に切り替わりません。従って、1日10時間×32W×30日で、1ヶ月約10kwhの効果があるとします。冬場は切れることがよくあるので、1ヶ月6Kwhの効果とします。
独立電源の使用時間をタイマーで管理し、昼間の売電時間帯（8：00〜18：00）に使用するようにしました。そのため、太陽光発電（連系）の売電を押し上げることになるため、2009年11月より単価を48円で計算します。
・中水利用システム 1,000L
20mmの降雨で1㎥のタンクが満タンになります。1回の降雨量、降雨間隔、1日の使用量によって実際に利用できる水量が異なるので、推計が難しいのですが、安定的に供給される風呂の残り湯もあるので、効果は感覚的に月4回転（4㎥）とします。旧宅からの比較を元に3㎥に下方修正します。
・オール電化　420Lエコキュート+IH
新築のため前後の比較が難しいのですが、旧住まい（ガス併用）との比較及び、家計調査年報の一般世帯の光熱費との比較から、月平均6,000円の効果が出ているものとします。　月平均3,500円に下方修正します。

〓投資金額の算出〓

投資金額は、初期導入費から補助金等を差し引き、後にかかった追加やメンテナンス、交換などの費用を随時プラスしていきます。

〓投資履歴〓

　・2006年12月　太陽光発電初期投資　3,020,000円-補助金120,000円＝2,900,000円
　・2006年12月　風力+太陽光（独立）初期投資　300,000円
　・2006年12月　中水利用システム初期投資　200,000円-補助金50,000円＝150,000円
　・2006年12月　オール電化初期投資800,000円-補助金50,000円-ガス機器差額200,000円＝550,000円
　　　　　　　　　　　ガス管工事にかかってであろう費用300,000円を差引いて250,000円とします。
　・2007年4月　独立電源用太陽光パネル（70w）、バッテリー（88Ah）追加　100,000円
　・2008年6月　風力発電機故障　無償修理
　　　　　　　　　　　故障箇所は本体内の基盤とのことで、原因は不明です。
　・2009年7月　風力発電+太陽光発電（独立）のバッテリー交換（200Ah）　102,900円　

　〓投資回収残年数〓

　2007年1月スタート

全てのエコ投資を回収するまで 　あと3,217日　　
温暖化による地球滅亡までに回収できるか？

【エコ投資回収状況】

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