分離発注でマイホーム
〜エコ住宅・省エネ住宅〜

家庭菜園

目 次

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太陽光発電

 
 
 
 


  中国の毒入り餃子事件以来、食の安全や食料自給率の問題がクローズアップされています。戦後、日本の食料自給率は年々低下の一途を辿り、現在では40%程度にまで落ち込んでいます。世界の先進主要国と比較しても、日本の食料自給率は極端に低く、このままでは世界的な食料価格の高騰や 食料不足の影響をもろに受けてしまいます。

食料自給率


 私が小さいときには「日本は資源のない国だから・・・」という話しを良く耳にしましたが、今では「日本は食糧がない国だから・・・」となっています。資源がなくても技術力で工業を発展させてきた日本ですが、これから先、食糧不足をどのように解決していくのでしょうか? 食料自給率を上げるには、食料を増産するか、食べる量を少なくするしかありません。しかし、農業の魅力が薄れる中で、年々就農者は減り、田畑は荒れ果てています。また、飽食の時代に慣れきった私たちは、戦中戦後の食生活に戻すこともできません。

〓菜園作り〓

導入部分の文章が重くなってしまいましたが、なにも家庭菜園で食料自給率を上げようという大それたものではありません。今まで花1本も植えたことがなかったのですが、戸建を新築し、自然に対する意識が少し変りました。はじめはエネルギーに関することに興味を持っていたのですが、次第に農作物にも興味を持つようになり ました。お天気しだいの太陽光発電を見ているうちに、同じくお天気しだいの農業にも興味が湧いて来たのです。

家庭菜園  これで失敗しない家庭菜園Q&A

野菜づくりで誰もがおちいりやすい失敗や初歩的な知識など、314の疑問にわかりやすく答えます。
実践編Q&A(果菜類/根菜類/葉菜類)/基礎編Q&A(土について/苗や種、肥培管理について/肥料について/病害虫・農薬について ほか)

著者: 藤田智
出版社: 家の光協会

家庭菜園といえば、ある程度広い庭があり、そこで野菜を育てるイメージがありますが、都市部の住宅なので敷地面積は30坪程度、建蔽率いっぱいに家を建てているので、庭など はありません。植物を育てるためには当然日当たりが必要ですので、最初に候補になる場所は バルコニーです。幸い我が家には、花火見物のために作ったルーフバルコニー(7畳程)があるので、そこに菜園を作ることにしました。 菜園を作ると言ってもプランターを並べるだけなので、たいした手間はかかりません。ほうれん草や小松菜などの葉菜やトマトやキュウリなどの果菜はプランターでも十分育てることができます。
 しかし、大根やネギなどの根菜や、大きく育つトウモロコシなどは、プランターでは十分育てることができません。根菜を育てられる場所がないか探していたところ、隣地の塀と自宅の建物の間の僅か75cmではありますが、南側犬走りに日が差し込むことに気がつき ました。朝から夕方までではありませんが、夏至に近い季節では正午前後の3時間程度、辛うじて日が差し込むので、そこを開墾することにしました。

菜園の候補地

犬走りの開墾作業は思ったよりハードで、長女と長男を動員し、会社から帰宅してから2時間程度の作業を行って、完成までは1週間程を要してしまいました。

開墾

まずはシャベルで土を掘り、バケツに土を入れて表まで運び出します。幅45cm、長さ3m、深さ80cmの土の量は、思いのほか多く、子供たちに何百回も往復してもらいました。運び出した土を天日で乾かし、振るいで小石を取り除きます。掘り出した土がなかなか乾かず、また途中で雨が降ってしまい、土作りに手間取ってしまいました。振るった土には腐葉土と肥料を混ぜて、肥沃な土を作ります。

土作り

 次に掘った穴には木枠で土台を作り、レンガを敷き詰めます。レンガが敷き終わったら土を戻して完成です。

家庭菜園

〓栽培作物〓

ルーフバルコニー菜園
  ・そら豆 ・ほうれん草 ・レタス ・小松菜 ・青梗菜 ・ジャガイモ ・ニンジン ・キュウリ ・ミニトマト ・米ナス ・・・

栽培作物

犬走り菜園
  ・長ネギ ・大根 ・トウモロコシ

栽培作物

 いずれも種から苗を仕立てて定植しました。

〓収穫〓

執筆段階で全てを収穫しているわけではありませんが、いずれの作物も概ね順調に育ってくれています。ただ、やはり八百屋で売っているような大きくて良い形のものはなかなかできません。今までに、そら豆、ほうれん草、レタス、小松菜、青梗菜、ジャガイモ、ニンジンなどを収穫し、おいしくいただきました。

収穫

今は毎朝キュウリを採っており、これからミニトマトやナスも収穫できます。秋にはトウモロコシや長ネギも採れるでしょう。見てくれや大きさは別として、自分の手で育てた野菜はとてもおいしく、収穫を手伝ってくれる子供たちの教育にもとても役立ちます。今の職を失ったら農業に転職できるようこれからも勉強していきたいと思います。

〓我が家の食料自給率〓

冒頭の話題に戻って、我が家の食料自給率はどれくらいになるのでしょうか?そもそも僅か7畳のルーフバルコニーと、1.5畳の犬走りで生産される野菜などたかが知れているのですが、強引に計算してみます。こんな計算に精度を求めても仕方がないので、金額ベースで計算してみます。
 まず、我が家の食費ですが、・・・ん困った。よくわかりません。とりあえず6人家族なので、1ヶ月の食費をざっくり10万円とし、年間120万円と仮定します。一方生産される野菜は13種あり、1種平均200円と考えると、2,600円、キュウリやトマト、ナスなど、継続して収穫できるものもあるので、若干プラスして3,000円と仮定します。すると、我が家の食料自給率は3,000÷1,200,000×100=0.25 僅か0.25%でしかありません。日本の食料自給率が40%で大騒ぎしているのに、我が家はたった0.25%しか食料自給率がありません。日本のことを考えるより、まずは我が家のことを考えねばなりません。

〓おまけ〓

あまりの食料自給率の低さにショックを受け、いけないことと思いつつ、公道に菜園を作ってしまいました。通行の邪魔にならないように気をつけていますので、どうか見逃してください。歩道と車道の間のガードレール下にプランターを置き、キュウリとミニトマトを育てています。冬の間キュウリとミニトマトを食べるのを我慢すれば、品目別(キュウリ、ミニトマト)で自給率100%を達成できそうです。

道路菜園

【家庭菜園】 2008年6月

 



 

 

 



 

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