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計画停電対策

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太陽光発電

 
 


 2011年3月11日に発生した東日本害震災では、多くの方々が犠牲になり、また、福島第一原子力発電所の放射能漏れにより、避難を余儀なくされた方々が大勢いらっしゃいます。今回の地震で犠牲になられた方々にご冥福をお祈りいたします。また、避難生活をおくられている方々に心よりお見舞い申し上げます。

地震発生以来、東京電力管内では深刻な電力不足に陥り、大規模停電を防ぐための計画停電が実施されています。1日数時間の停電など、ライフラインが壊滅的な打撃を受けた被災地に比べれば、まったく言うに及ばないことです。しかし、電気に頼った生活に慣れきった私たちにとって、停電は様々な問題を引き起こします。計画停電では、停電する地域と停電しない地域があり、不公平を訴える声も上がっています。 しかし、そのようなことを言っている場合ではなく、この夏の電力不足をどう乗り越えるか考えなければなりません。
 停電することが当たり前と思えば、停電にいらつくこともなくなり、停電を楽しむくらいの気持ちになります。気温が高くなるにつれ、計画停電も一旦中止になりますが、電力需要のピークである夏場は再び計画停電を行わざるを得なくなります。その夏場に向け、 「停電してもへっちゃら!」な対策をご紹介します。

〓停電対策オフィス編〓

【パソコン】
 オフィスでメインになるのが、パソコンを使っての仕事です。起動中に停電になると、ハードディスクに致命傷を負いかねないので、停電の前のシャットダウンしなければなりません。しかし、計画停電と言っても、時間通りに停電するわけではなく、できることならギリギリまで使い続けたいところです。そこで活躍するのが無停電装置(UPS)です。無停電装置は商用電源が切れた場合、一瞬にしてバッテリー電源に切り替えてくれるので、突然の停電でもパソコンに電気を供給し続けてくれます。元々はサーバー用でしたが、今では価格も安くなり、一般に販売されています。ただし、バッテリーの容量は潤沢ではなく、無停電装置のバッテリー容量と接続しているパソコンの消費電力にもよりますが、10分〜15分程度しかもちません。ですので、ギリギリまで仕事をし、停電になったらシャットダウンするという使い方になります。  

  無停電装置(UPS)

【入力】
定格入力電圧 : AC100V単相
定格入力周波数 : 50/60(自動選択)

【出力】
出力コンセント形状 : NEMA5-15R
出力コンセント数 : 6
最大出力容量 : 500VA/360W
 


 停電中にどうしてもパソコンを使わないと仕事ができないという方は、ノートパソコンが便利です。もともと持ち運び用(電源供給なし)に設計されたノートパソコンは、バッテリーを搭載しているという利点だけではなく、とても 低消費電力なのです。搭載のバッテリー+無停電装置で、相当時間稼動することができます。

【通信機器】無停電装置
 昔ながらの単機能電話であれば、停電時でも通話することができるのですが、ビジネスフォンやファックス電話などは、電源の供給がないと動作しません。停電時にこれらの機器を稼動させるのにも、無停電装置は役に立ちます。デスクトップパソコンを動かし続けるには非力です が、これらの通信機器の消費電力は数十W程度ですので、2時間、3時間と稼動させることができます。また、モデムやルータ、ハブといった通信機器も同様で、消費電力はわずかですので、通信機器用に無停電装置を用意しておけば、計画停電中(3時間程度)でも、通信機能を生かすことができます。

【照明】LED電球
 昼間の停電で、窓際であれば自然の光だけで、明かりに困ることはありません。しかし、オフィスは窓が少なく、奥まったところは意外と暗いもので、昼間であっても書類を見るのに難儀します。停電になって初めて蛍光灯のありがたみがわかります。そんな場合でも無停電装置が役に立ちます。最近ではLED電球の価格も下がり、1個1,500円程度で入手できるようになりました。LED電球は、白熱電球の1/8程度の消費電力です。蛍光灯に比べても半分程度の消費電力で、同じ明るさを得ることができます。LED電球を活用すれば、より明るく、より長時間の停電に耐えることができます。500VAの無停電装置1台で、LED電球4灯を3時間以上点燈することができます。LED電球4灯は、40型蛍光灯2本の明るさに相当します。

〓停電対策家庭編〓

【無停電装置の活用】
 オフィス編でご説明した無停電装置は、家庭でも活躍します。容量に制限があるため、どんな電気製品でも大丈夫というわけにはいきませんが、電球が1つでも点燈しているのと、そうでないのとでは全然違います。ロウソクの灯りというのも悪くはありませんが、火事の危険も伴いますので、あまりお薦めできません。
 基本的には灯りとしての利用が良いと思いますが、以下のような活用も考えられます。

〓 無停電装置1台 (容量500VA、最大電力360W)〓

  消費電力 使用時間 備考
LED電球1個 7.5W 約13時間  4個で約3時間
液晶テレビ(19型) 35W 約2.5時間  
液晶テレビ(32型) 100W 約1時間  
冷蔵庫(200〜400L) 100W 約1時間  UPSメーカーは推奨せず
炊飯器の保温 25W 約4時間  炊飯は高消費電力のため不可
電気ポットの保温 30W 約3.3時間  沸騰は高消費電力のため不可
通信機器(電話など)

20W〜30W

3〜4時間

 家庭用FAX電話、モデムなど


  電子レンジ、エアコン、掃除機、洗濯機など、瞬間的にでも消費電力の高いものには使うことができません。また、無停電装置のメーカーは使用を推奨していませんが、冷蔵庫であれば1時間程度は動かすことができます。夏場の停電を考えると、 なま物を守るために1時間でも動いてくれると助かります。
※消費電力及び使用可能時間は目安です。実際の機器の消費電力により、使用可能時間は異なります。

〓負荷(消費電力)とランタイム(使用可能時間) 容量500VAの場合〓

負荷とランタイム

 

【太陽光発電の活用】
 ここからは太陽光発電を導入している家庭についての話しになりますので、一般的な話しではありませんが、太陽光発電の導入をご検討の方、興味がある方は読んでおいて損はないと思います。非常用電源
 家庭用太陽光発電には、停電時の非常用として自立運転機能が備わっています。通常は外部電源と連動し、売ったり買ったりを自動で行っているのですが、停電時には外部電源と切り離し、パネルで発電した電力を使うことができます。 一般的なシステムで、自立運転として最大1.5Kwまで使うことができます。発電量はパネルの搭載容量や、天候によって変化しますので、一概には言えませんが、 我が家の場合、4.8kwシステムで、晴れていれば8時〜16時は十分な出力が得られます。雨の日でも0.5〜1kwは発電しますので、ほとんどの電気製品を使うことができます。ただし、IHやエコキュート、一部のエアコンなど、200Vを使用する製品には対応していませんので、オールマイティーではありません。また、自立運転時の電源は、パワーコンディショナーのコンセントから取りますので、宅内のどこでも使えるわけではなく、必要な場所まで延長コードを伸ばさなければなりません。あくまでも非常用 (長期化する停電は想定外)なので、使い勝手はあまり良くありません。
 そして最大の難点は、昼間しか使えないことです。明かりが必要な夜には一切使えないのです。何日も停電しっぱなしという環境であれば、ご飯を炊いたり、洗濯機を回したりと、活躍の場は広がるのですが、今回のような計画停電の場合、何も停電中にご飯を炊かなくても良いし、洗濯する必要もありません。いちいち延長コードを引き回したりせず、もう少しスマートな使い方ができないものか思案しているところです。(近日追記予定)

【独立電源の活用】独立電源
 無停電装置は、独立電源に必要な機能をコンパクトに凝縮し、オールインワンで手軽に使える優れた機器です。その主な構成は、@AC100Vをバッテリーに充電する充電機能、Aバッテリー、B充電されたDC電源をAC100Vとして出力するコンバータ機能、となっており、これらの機器は単独の製品として販売されています。少し電気心があれば、これらの機器を購入し、目的にあった蓄電容量や最大出力を自由に構成することができます。また、充電方法も、無停電装置のようにAC100Vから行ったり、太陽光発電から行ったり、風力発電から行ったりと、様々な電源を利用できます。

※参考レポート: 風力発電   独立電源強化  節電対策グッズ  電球型LED照明

【計画停電対策】 2011年4月



太陽光発電

 

 

 



 

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