独立電源強化 |
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〓問題点〓
1.出力不足
2.風力発電の騒音(運転時間) 〓太陽光パネル増設〓騒音や取り付け場所の問題もあるので、風車を増設するわけにはいきません。なので、太陽光パネルを増設することにしました。ゼファーのアウルはオールインワンのキットものなので、基本的に増設等はできません。モニターやコントローラーが専用に作られているため、増設パネルはアウルのシステムを通さず、直接バッテリーにつなげる必要があります。そのため、充電コントローラーも別途用意する必要があります。
屋根は既に太陽光パネルで埋め尽くされているので、わずかなスペースに増設パネルを取り付けるしかありません。ちょうどアウルに付属のパネルと同じ大きさのスペースが搭屋の上にあるので、同じものを探しました。しかし、同じものは市販されていなかったので、同じSHELL製で、ちょうど良い大きさのUltra85-P(85W)をネットで注文しました。が、これも製造中止とのことで、結局代替品のSHARP NE-70A1T(70W)を購入しました。
商品が届いて気付いたのですが、メインの太陽光パネル(三洋HIT200)は黒、アウル付属のパネルも黒(単結晶)なのに、SHARP NE-70A1Tはグレー (多結晶)で、色が合いません。折角だから統一したいと思ったのですが、屋根の上で目に付くところではないので、とりあえず良しとしました。 充電コントローラーはSUNKEEPER SK-6とうのを購入し、他にホームセンターでパネルを固定するための金具とビス、秋葉原でコネクターを購入しました。設置と配線は至って簡単で、1時間程の作業で完成です。
〓効果〓太陽光パネルの増設で独立電源の発電量が約2倍になったことで、商用電源に切り替わることがほとんどなくなりました。曇りの日が2〜3日続くと、さすがにバッテリーが切れてしまいますが、太陽が顔を出せば当日のうちに13.5Vまで電圧が上がってくれます。これで非常時でも役に立ちそうです。 〓運転時間の制御〓風力発電の良いところは風さえ吹いていれば24時間発電できることです。ところが住宅地では、騒音の問題があるので24時間運転し続けるのは難しいでしょう。クレームこそ無いものの、昼間でも耳障りなことがあります。そのため、毎日手動でリモコンモニターのスイッチの入り切りをしていました。スイッチの入り切りくらいたいした手間ではないのですが、入れ忘れを防止するためにもタイマー仕掛けにしたくなりました。 風車の運転はリモコンモニターのスイッチで制御できるようになっており、分解してみると仕組みは単純でした。2本のコードをショートすると風車が止まり、絶縁すると風車が動きます。要はスイッチONで運転休止、スイッチOFFで運転になります。このコードを本体から取り出し、タイマーのスイッチに接続すれば、タイマーによる運転時間制御が可能になります。早速適当なタイマーを探したのですが、なかなか適当なものが見つかりません。タイマー付きのスイッチは沢山あるのですが、ONになるとスイッチ側にもAC100Vが供給されるタイプばかりで、単純に接点がショートされるタイプのものが見つかりませんでした。工業用の電子部品としてのデジタルタイマー(オムロン製など)はあるのですが、リビングの壁に取り付けるにしては武骨過ぎます。それでも仕方ないかとあきらめかけていたのですが、通りすがりの秋葉原のお店でちょうど良いもの(ナショナル製)を発見し、すかさず購入しました。壁にもビスで簡単に取り付けられ、機能的にも十分で、デザイン的にも問題ありません。
早速リモコンモニターからコードを出し、タイマーの接点に接続しました。また、リモコンモニターに供給している電源(AC100V)を分岐してタイマーに接続。取り付け作業はあっという間に終わりました。タイマーは月〜金で朝8時から夕方6時までの運転にセットし、夜間と土日は運転を休止させています。今のところ問題なく動作しているのですが、祝祭日は手動で止めなければなりません。しかし、「休日は運転してはならない」と誰かに言われているわけではないので、祝祭日はそのまま運転しています。 ※毎月の電気料金、水道料金は水道光熱費月報で公表しています。 【独立電源強化】 2007年4月
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