節電対策グッズ |
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〓消費電力の把握〓
まず、節電を行うためには、それぞれの機器の消費電力を知る必要があります。カタログやパンフレットには定格出力や消費電力が記載されていますが、実際の使用では時間が関係してきますので、1日、あるいは1ヶ月の単位で実際に消費した電力を計測する必要があります。そのためにあると便利なのが、ワットチェッカーや
ワットモニターなどの、消費電力を計測するための節電グッズです。 〓節電タップ〓
コンセントを分岐するタップに節電や省エネを謳っているものがあります。しかし、タップ自体が節電や省エネをしてくれるわけではなく、節電や省エネのための補助機能が付いてりるということであり、勝手に節電はしてくれません。あくまでも使う人の節電意識があってこその節電グッズですので、誤解のないように・・・。
上記の節電タップと一線を隔すアイテムが、連動タップです。このタップは、タップの特定の口に接続されている機器に電流が流れると、他の口のスイッチがオンになるもので、パソコンとモニター、プリンターなどの周辺機器を接続して使うと便利です。パソコンの電源を入れると、連動してモニターやプリンターの電源も入り、逆にパソコンを消すと、モニターやプリンターの電源をタップから切断するので、周辺機器の消し忘れや、待機電力のカットに役立ちます。このタップを用いれば、節電意識がなくても、待機電力のカットを行うことができます。 〓センサースイッチ〓センサースイッチには人に反応する人感センサー、温度に反応する温度センサー、湿度に反応する湿度センサー、CO2や煙などに反応する汚れセンサーなどがあります。 人感センサースイッチは主に照明用、その他は主に換気扇用に使われます。照明機器や換気扇にこれらのセンサーが組み込まれている商品もありますが、既にある機器をそのまま利用したい場合は、スイッチ部の交換だけでセンサー機能を付けることができ 、節電に役立てることができます。 トイレや廊下の照明、トイレやリビングの換気扇など、消し忘れがちな場所をセンサーにすると、無駄なつけっぱなしを防止することができます。必要がないのに点いている照明、必要がないのに回っている換気扇ほど無駄なものはありません。 〓電球型蛍光ランプ〓
節電対策の定番と言えば白熱電球を蛍光灯に代えることです。電球型蛍光ランプは白熱電球と同じソケットに入り、同じ光量を得るのに白熱電球の約1/5の消費電力ですみます。また、電球型蛍光ランプの寿命は白熱電球の約6倍で、しかも発熱量は約1/5なので、熱を嫌う場所にも適しています。 〓省エネ家電〓最近よく省エネ家電という言葉を耳にします。家電量販店などでは、「省エネ家電フェアー」などと称して家電の買換え需要喚起に一生懸命です。しかし、全ての家電製品の省エネ化が進んでいるわけではありません。昔の製品に比べ、どれほど省エネ化が進んでいるのか、種類別に見てみましょう。
※出典:(社)日本冷凍空調工業会、日本電機工業会、(社)電子情報技術産業協会 消費電力の 省エネ率が最も高いのがエアコンで、10年前に比べ、同じ仕事をするのに61.5%の消費電力しか必要なくなりました。次いで、冷蔵庫、テレビとなり、 いずれも30%以上の省エネになっています。これらの家電は、古くなったものをいつまでの修理して使い続けるより、思い切って買い換えてしまった方が、環境にもお財布にも優しい場合があります。例えば、2.8kwクラスのエアコンは、10年前に1,492kwhの消費電力でしたが、最近のものでは919kwhですみます。573kwhが節電され、22円単価で計算すと、年間12,606円も電気代がお得になります。このクラスのエアコンは実売価格で10万円前後ですので、8年あれば電気代でエアコンが買えてしまう計算になります。冷蔵庫についても同じようなことが言えますので、古いエアコン、冷蔵庫を使われている方は、一度考えてみてはいかがでしょうか。
それ以外の家電も待機電力の削減などで省エネ化が進んでいるのですが、気をつけなければならないものもあります。その代表例が炊飯器です。最近の炊飯器はIHが主流となり、以前のマイコン式と呼ばれる電熱線式の製品が少なくなりました。なぜIHかというと、IHは高火力(火は使いませんが便宜上)ですので、ご飯をよりおいしく炊き上げることができます。そのためIHが主流になったのですが、実はIHは高火力故により多くの電力を消費し、マイコン式と比較して15〜20%余計に電力を消費してしまうのです。おいしいご飯を選択するか、節電を選択するかよーく考える必要があります。 ※2009年以降、機種によっては液晶テレビの省エネ化が猛烈な勢いで進んでいます。 追加レポート: 電球型LED照明 【節電対策グッズ】 2008年2月
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