5月に入ってようやく間取が決定した。購入した土地にできるだけ多くの条件を満たした家を建てるため、間取には最大限の合理性を追求した。まず、家のアウトフレームだが、建ぺい率いっぱいで車が1台止められるスペースを確保した。高さは、太陽光発電を乗せるための南側屋根から逆算し、北側斜線とぶつかる位置を棟とした。太陽光パネルは20度から30度の角度にするのが最も効率が良く、南側屋根はその範囲に設定し、パネルの無駄が出ないような大きさにした。また、庭を造るスペースがないため、東側にルーフバルコニーを配置した。このルーフバルコニーは庭の代替という目的の他、花火大会の展望台としての目的もある。今住んでいるマンションも花火大会の時はバルコニーが特等席になるため、毎年友人を招いて大騒ぎする。新居でも打ち上げ場の方角に高い建物がないため、東側のバルコニーは特等席になるのだ。これで引っ越した後も、年に一度のイベントが続けられる。以上のことから、必然的にアウトフレームが決まる。
3Dマイホームデザイナー
「3Dマイホームデザイナー」は、間取りを検討したり、3Dで立体的にシミュレーションしたりすることができる、簡単で誰にでも使える住宅デザインソフトです。住宅シミュレーションに必要な建材や家具など、高品質な素材データを収録。失敗しない家作りのための機能やノウハウをたくさん揃えて、夢のマイホームづくりのお手伝いをいたします。 |
次に間取を作成する上での条件を書き出し、条件をなるべく多く満たすように部屋を配置していく。その一部をご紹介しよう。
・部屋はLDKの他、主寝室、子供部屋(将来分割できるもの)、客間を確保する。
・導線の中心をリビングにするため、階段はリビングから上がる。
・家族が多いため、リビングは可能な限り大きくする。
・客間とリビングは続き間にする。
・キッチンは対面で収納を多くする。
・3F(小屋裏収納、ルーフバルコニー)への階段ははしごではなく、普通の階段にする。
・子供部屋は下が机で上がベットの家具を入れるため、天井を高くする。
・家族全員の布団が干せるバルコニーを作る。
・扉は極力引戸にする。
・・・。
この他にも細かな条件が山ほどあり、プライオリティーを付けるのに苦労した。当然私の条件とかみさんの条件が相反することもあり、私が泣いた箇所が結構ある。例えば、主寝室は8畳の広さを確保したかったのだが、2畳分がバルコニーに取られた。また、キッチンを大きくしたので、私の仕事
部屋がなくなり、リビングの一角が仕事場になった・・・。
【住宅の間取】
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