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断熱作業の弊害

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 11月上旬、工事は遅れている。11月末にはマンションを引き渡さなければならない。現時点の進行状況は、天井が貼り終わり、フローリングに着手したところである。壁はまだできていない。それにサイディングがまだなのだ。当初の計画では、大工がサイディングも貼ってくれることになっていた。このペースでは間違えなく間に合わない。大工によれば、遅れの原因は断熱材にあるとのことだった。確かに、やり辛い面は多々あったと思う。しかし、そのせいだけで1ヶ月以上工期が遅れるのか?大工が現場を複数掛け持ちしていたので、絶対的に日数が足りていないのも原因だと思われる。さらに、手間がかかったから「サイディングまでやれない」。と言いだした。こちらの言い分からすれば、1棟まるごとサイディングまでという約束で大工の手間賃を決めた。今更工期が遅れるばかりか、当初の約束も守れないというのは納得がいかない。確かに私が余計なことをした。が、それが全てではないと思う。もし、請負契約であれば、こんなことは起きないのであろうが、これが分離発注の痛いところである。

屋内(11月中旬)

ここで言いたいことを言って、事を荒立てても工事は先に進んでくれない。寒い冬を前に、家族を路頭に迷わさないようにすることを考えなければならない。まずは、マンションの買主に相談。引渡時期を遅らせてもらえるよう交渉した。契約上は11月末が決済なので、決済は予定通り行うが、明け渡しを10日程待ってもらえることになった。買主にもスケジュールがあるので、無理にお願いはできず、10日延ばしが限界であった。次に工事の進め方であるが、サイディングは別業者に頼んで、屋内と平行して進めることにした。屋内を仕上げてもらって、引っ越してからサイディングを貼ってもらえばいいと、簡単に考えていたが、結構無理がある。サイディングが貼られていないと足場が外れない。足場が外れないとエコキュートが置けない。ということはお湯が出ない。近くに銭湯もあることだし、少しの間だったらいいかと思っていた。電気も仮設で使えればいいかと思っていた。しかし、IHは200V、仮設では使えない。このままでは災害時の避難所並みの生活を強いられることになる。また、大工がサイディングまでやれないと言ってきているので、思い切って別業者に頼むことにした。サイディングはW氏経由で入れることになっており、以前参考までに工事の見積ももらっていた。なので、そのまま材工でお願いすることにした。これで外は間に合う。あとは屋内が間に合うかどうかだ。クロスや残りの設備を考えると、11月末までにはなんとかフローリングと壁を貼ってほしい。

予算的には、サイディングの貼り手間で40万円程余計にかかってしまう。その他諸々の経費で10万円位はプラスになるだろう。これを断熱のためと割り切れば、高断熱高気密にするために、「100万円+過酷な作業」をかけたことになる。余計に掛かってしまう費用を高断熱高気密のためのコストと考え、グッとこらえて飲み込むことにした。何が何でも快適な住宅になってもらわないと困る。

【断熱作業の弊害】



 

 

 



 

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