マンション売却 |
||||||||||||||||||
|
この頃、まだご近所さんに家を建てることを公にしていなかった。理由は、「請負契約ではなく、自分でやってるから家が建つかどうかわからない。」と、冗談半分でかみさんに言っており、かみさんはご近所さんに言い出せずにいた。「売りマンション」の広告が出てしまうと、間接的にご近所さんに知られてしまうため、ご近所さん達に直接話しをするまでは広告を控えてもらった。 不動産屋に売却を依頼してから1週間ほど経って、内覧希望者が1組出た。部屋の中を見てもらわないと話しは進まない。でも、家の中は荷物であふれかえり、とても他人に見せられるような状況ではない。内覧希望日までの猶予は6日間しかない。そこから「家の中スッキリ大作戦」が始まった。とにかく問題は荷物が多いこと。少しでも荷物を減らすため、当座必要のないものや、冬物を家から持ち出すことにした。早速ホームセンターで衣装ケースを購入する。一番大きいサイズの衣装ケースを最初3個買った。考えが甘かった。部屋の中の荷物はまったく減らず、あっという間に3個の衣装ケースはいっぱいになってしまった。車に衣装ケースを積み、会社帰りに実家に寄って荷物を降ろし、ホームセンターで空の衣装ケースを買って帰る。これを毎日繰り返した。ようやく納戸にしていた部屋の床が見えたのは、衣装ケース20個分ほどを運び出してからである。それでもまだ荷物がある。とりあえず床が見えたところで一旦終わりにし、家の掃除をすることにした。言うまでもないが、その掃除は、マンションに引っ越してきて以来、最大規模のものとなった。
1組目の内覧が無事終わり、週末毎に2組目、3組目と内覧していった。慣れとは恐ろしいもので、4組目ぐらいからは、内覧があっても出ているものをちょっと片付けるだけで、さして掃除もしなくなっていた。 それから程なくして、7組目で購入の申し込みが入った。感じの良い若夫婦で、1丁目の公営住宅を借りているという。私が住んでいるのは2丁目で、家を建てているのは1丁目。ということは1丁目と2丁目のトレードである。受渡は10月末を予定していたが、工事が遅れ気味なので、11月末とした。 【マンション売却】
|
激安な組合費で労災保険に加入。手続き簡単、一人親方労災保険は申込みの翌日加入。