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 こうしてマイホームのイメージが膨らんで来た4月初旬、ハウスメーカーを回り始めた。まずは新聞広告で見たH建設を訪問。自分で作成したプランを持参した。営業担当者に「こんな家が作りたいのですが」と概要を説明し、見積を作ってもらうことにした。待つこと数日、約2,000万円の見積が出てきた。太陽光発電や雨水利用に関る費用は別予算としていたので、建物本体のみの見積である。ローコスト住宅で坪30万円台〜という宣伝文句であったので、1,500万円ぐらいを想像していた。ちなみに計画では42坪(小屋裏含む)ほどなので、坪単価は47万円になる。しかも最低ランクの仕様で見積もってもらったので、今後仕様を詰めていくと、金額が増えることはあっても減ることはない。

 次にUエステートを尋ねた。こちらも新聞広告で見つけたところで、40坪の家が1,500万円と宣伝されていた。仕様も詳しく書いてあり、信頼できそうだったので見積を依頼した。ところがこちらも2,000万円台の見積。内訳を聞くと、準防火地区なので追加料金、和室は1室が標準なので2室目は追加料金、バルコニーは○○uが標準なので追加料金、屋根勾配が標準外なので追加料金、入隅が多いので追加料金・・・・などなど、追加料金の山。標準仕様ってやつで本当に家が建つのか疑ってしまうほど。自由設計自由プランなんて言ってるけど、全然自由じゃない。注文住宅と言っているけど、標準住宅の間違えではないか。

見積

 「標準仕様」という言葉に強いアレルギーを感じた。ローコスト住宅を宣伝文句にしているところはだいたいそうなんだと思い、次はちょっと毛色の違うAホームを訪ねてみた。ここも同じくプランを見せて見積を依頼。すると2,500万円の見積が出てきた。「他に比べると高いですね」と営業担当者に言ったら、上司が出てきて「2,000万円でどうですか」と言われた。あ然とした。ちゃんと見積もってのかよー!言うまでもなくハウスメーカーに対する信頼はみじんもなくなった。

 そんな折、知り合いの不動産屋に相談したところ、O氏に頼めばと助言された。すっかり忘れていたのだが、O氏は1人工務店で、大工雇ってリフォームやったり建売やったりいろいろやっている。以前システムの相談を受けたこともあり、仕事上の身内のような関係である。早速相談に行ったところ、個人が直接部材を仕入れることはできないので、O氏のところを通して商社からの見積をスルーしてくれるということだった。他と同じくプランを見せて見積を出してくれと頼んだ。O氏が忙しいせいもあるのだが、なかなか見積が出てこない。見積を待っている間、他のハウスメーカーを何社も回ったが結果は同じだった。とあるハウスメーカーでは20歳代の若い営業が、マニュアル通りに住み心地の良さを一方的に話し続け、こちらの話しに耳を傾けようとしない。またとあるハウスメーカーでは、外回りにダイライトを張りたいといったら「ダイライトって何ですか?」と聞かれた。住宅展示場やモデルハウスは勉強のために見に行くが、いつしか営業担当者の話を聞くのが嫌になっていた。 

施主支給

施主支給

施主支給とは、お客様が家を建てたりリフォームする際、お客様(お施主様)自身で商品を自由に選択・購入し、建築請負会社に支給する方法のことです。施主支給は、自分の気に入った商品を選ぶことができ、しかも中間業者をカットしますので、低価格で購入することができます。

職人の募集は職人の仕事探しサイト職人スタジアム【職スタ】へ

 O氏からなかなか見積が出てこなかったのは、後で考えてみれば当たり前のことである。O氏のところへは、自分で作成したプラン(間取)を持っていっただけで、仕様は何も決まっていなかった。ハウスメーカーには標準仕様があり、プランが決まれば自ずと見積ができる。しかし、O氏のところには標準仕様なんてものはない。全ての部材を選択しなければ、いくらかかるかは判らないのである。結局決まったのは大工手間のみ。残りは全て自分で部材を選定し、O氏経由で商社に見積を出してもらうことになった。標準仕様からの変更ではなく、ゼロからの積み上げで家を建てる。私が望んでいた 建て方にやっとたどり着いたのだ。

 ハウスメーカーには失望していたが、参考になることは多い。時間の許す限り住宅展示場やモデルハウスを見て回った。週末に入ってくる建売の広告さえ全てチェックし、興味のあるところへは足を運んだ。お陰で我が家の子供たちは、家を見に行くことがレジャーだと思い込んでしまった。住宅展示場では風船やおもちゃがもらえたりするので、喜んで付いてきた。一方で個別の部材を選定するため、日夜カタログを読んだ。ただでさえ狭い我が家にカタログの山ができ、カタログの山に寝ることになった。カタログだけでわからない場合は直接メーカーのショールームにも足を運び、納得のいくまで商品を研究した。

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